と言っても事業所から一歩も出ずのオンライン研修です。コロナ前は実際にスウェーデンに行くツアーでしたが、とても便利な時代になりました。

まず、感想としてとても刺激を受けました。報告の冒頭で自閉スペクトラム症の方へは低刺激対応が必要という説明の中で、「低刺激対応とはつまり、倫理的な対応のことです」という説明がありました。刺激に弱い利用者さんへは刺激を与えないように対応することでと、これまで技術的にどのような対応をするのかといったことを中心に考えていました。つまり、技術として捉えていました。しかし、それは「倫理的な対応」という一言で様々なことが全部繋がりました。すごく素敵で、的を得た表現だなと思います。

「仕事をする」こととは?「のんびりする」こととは?「その人らしく過ごす」ということとは?「自分で決める」こととは?自分の中でバラバラに存在していたものが一塊になってきたように思います。現地施設のスタッフの話や、多くの写真、動画などを観ることが出来てとても有意義な研修となりました。(大月)